ルール・マナー

ゴルフ 別グリーン 救済 方法|別のグリーンに乗った球の正しいドロップ手順

ゴルフ 別グリーン 救済 方法の基本は、目的外グリーンからの救済として、球をそのまま打たず、干渉が完全になくなる最も近い基準点を決め、そこから1クラブレングス以内へ膝の高さからドロップすることです。球が救済エリア内に止まるまで確認し、コース独自の扱いがないかも先に確かめます。

別グリーンの近くでゴルフボールの救済位置を確認するプレーヤー Photo by Photos2Use on Pixabay

はじめに

目的外グリーンからの救済では、「グリーン外へ出せばよい」という処置が失敗の原因です。干渉、基準点、救済エリア、落とし方、静止位置の順に確認します。全体の位置づけはゴルフルール・マナー完全ガイドでも確認できます。

目的外グリーンからの救済が必要な条件

目的外グリーンからの救済は、プレー中のホールのパッティンググリーン以外のグリーンが、球、通常のスタンス、通常のスイング区域へ物理的に干渉するときに必須です。R&A規則13.1fは、球の一部が触れる場合も対象とし、明らかに不合理な構えで作った干渉には救済を認めていません。

「目的外グリーンによる障害がある場合、罰なしの救済を受け、完全な救済を取らなければなりません」(原文英語)— R&Aゴルフ規則13.1f

球がカラーにあっても、足がグリーンへ掛かるなら救済が必要です。ゴルフサプリは「実は、新ルールではサブグリーン上に〝スタンスがかかるだけ〟でも、プレー禁止となっているのだ。」と説明しています。これは2019年改訂後の盲点です。

状況救済理由
球が目的外グリーンに触れる必須球への干渉
カラー上の球で足がグリーンに掛かる必須スタンスへの干渉
通常のスイング区域が掛かる必須スイングへの干渉
プレー線上にあるだけなしライン救済は不可

ゴルフコースにはティーイングエリアがあります。バンカーとペナルティーエリアも別区域です。目的外グリーンは分類上ジェネラルエリアでも、規則13.1fによりそのまま打てません。

目的外グリーンからの救済の基準点を決める

目的外グリーンからの救済で使う完全な救済のニヤレストポイントは、球、通常の足位置、スイングの干渉がなく、ホールに近づかず、元の球に最も近い一点です。元球と同じジェネラルエリア内で決めます。

通常使うクラブで左右の完全救済候補を作り、元の球との距離を比べます。フェアウェイ側を選ぶ制度ではなく、最短点がラフやディボットでも基準点は変えられません。カート道との違いはカート道路救済の基点で確認できます。

手順

目的外グリーンからの救済は、正しいドロップ手続きに従います。救済エリアを決める前に球を落としてはいけません。拾う球の元位置はボールマーカーで示し、基準点から1クラブレングスを測ります。

flowchart TD
  A[ローカルルールを確認] --> B{物理的な干渉がある}
  B -- ない --> C[球をあるがままにプレー]
  B -- ある --> D[完全救済の最も近い点を決定]
  D --> E[1クラブレングスを測定]
  E --> F[膝の高さからドロップ]
  F --> G{救済エリア内に静止}
  G -- はい --> H[その位置からプレー]
  G -- いいえ --> I[再ドロップ]

目的外グリーンの確認から、球が救済エリア内に止まるまでの流れです。

ステップ1: ローカルルールと干渉を確認する

ローカルルールを読み、球、通常のスタンス、通常のスイング区域を確認します。球がカラーでも足がグリーンへ掛かれば干渉です。失敗: 球だけを見ること。修正: 足元とクラブの通り道も見ます。

ステップ2: 球を拾い上げて完全救済点を定める

球の元位置を示して拾い上げ、干渉が完全になくなる最も近い地点を探します。ホールに近づかず、同じジェネラルエリアであることが条件です。失敗: 良い芝を先に選ぶこと。修正: 左右候補と元球の距離を比べます。

ステップ3: 1クラブレングスの救済エリアを測る

救済エリアは、基準点から1クラブレングス以内で、ホールに近づかず、干渉が残らない範囲です。失敗: 元の球から測ること。修正: 完全救済点を起点にします。

ステップ4: 膝の高さから球をドロップする

まっすぐ立った膝の高さから球を真下へ落とします。高すぎても低すぎても正しいドロップではありません。

規則14.3の詳細は膝の高さから行う正しいドロップで確認できます。

ステップ5: 球が救済エリア内に止まったか確認する

球が救済エリア内へ落下し、同じエリア内に止まったことを確認します。ディボットに止まったという理由ではやり直せません。失敗: 落下地点だけを見ること。修正: 完全に止まってから境界を照合します。

再ドロップからプレースへ移る条件

再ドロップは、正しく落とした球が救済エリア内に止まらないときに行います。2回目も止まらなければ、2回目に球が最初に地面へ触れた地点へプレースします。ドロップ手順の解説も「2回目のドロップで、ボールが落下した場所にプレースをします。」と示しています。

球がエリア外へ最初に落ちてから中へ転がった場合もやり直しです。落下地点と静止地点の両方が条件に合う必要があります。

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よくある失敗と直し方

誤所からのプレーは、誤った基準点やエリアから打つことで起こります。打つ前なら正しい手順へ戻せるため、境界に疑問があればストロークを急ぎません。

失敗問題修正
足の干渉を残す完全救済ではない通常の構えで基準点を取り直す
元球から範囲を測る起点が違う完全救済点から測る
膝以外の高さで落とす規則14.3を満たさない打つ前に再ドロップする
エリア外から打つ誤所からのプレー正しい再ドロップへ戻る

一般の罰は形式で異なり、ストロークプレーでは2罰打、マッチプレーではそのホールの負けが基本です。目的外グリーンからそのまま打つと、ストロークプレーで2罰打となります。カラー上の球を、足がグリーンへ掛かったまま打つ場合も同じです。

ローカルルールで扱いが変わる例外

ローカルルールは当日の扱いを変更できます。サブグリーンをプレー可能なジェネラルエリアとする例では、通常どおり球を拾うと1罰打、ドロップしてプレーすると2罰打となり得ます。救済を急ぐ前にスコアカードと掲示を読みます。

日本ゴルフ協会の規則情報と競技委員会の案内を確認し、不明なら打つ前に質問します。通常の規則13.1fと例外を混同しないことが失敗防止になります。

目的外グリーンからの救済で迷ったときの判定表

ゴルフ規則に沿った目的外グリーンからの救済は、次の順番で判断します。

  1. 当日のローカルルールを確認します。
  2. 球、通常のスタンス、通常のスイングへの干渉を確認します。
  3. ホールに近づかない完全救済点を決めます。
  4. 基準点から1クラブレングスの範囲を測ります。
  5. 膝の高さからドロップします。
  6. 球が救済エリア内に止まったか確認します。

この順番なら、「外へ出したから完了」という処置を避けられます。目的外グリーンからの救済は無罰ですが、好みの場所へ球を動かす制度ではありません。

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出典

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