友の会と正会員はどちらが得?利用回数別の選び方|自分に合う選択基準を解説 — ゴルフ場 友の会 正会員 違い
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ゴルフ場 友の会 正会員 違いを先にまとめると、料金優待を小さな固定費で試したい人はゴルフ場友の会、同じコースへ長く通い、予約枠・クラブ競技・会員資格まで使う人は正会員が有力です。年12回以下なら友の会から検討しやすく、年24回前後でも回数だけで正会員に決めず、初期総額を保有年数で割った費用と、実際に使う権利を合わせて比べます。
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TL;DR — 友の会と正会員はどちらが得か
ゴルフ場友の会は、ビジターと正会員の間にある年単位の優待制度で、低い固定費と簡単な手続きが強みです。正会員はゴルフ会員権を取得し、会員料金だけでなく、予約機会、クラブ競技、会員同士の活動などを長く利用する選択です。
「友の会は、ビジターとメンバーの中間のような立ち位置」とゴルナレは説明しています。これは制度の本質を端的に示していますが、中間だから権利が全国一律という意味ではありません。対象曜日、除外日、予約開始日、競技参加資格はコースごとの募集要項で確認する必要があります。
選定基準
- 初期費用:友の会は登録料や入会金、正会員は会員権代金、名義書換料、仲介手数料、預託金などを確認します。
- 継続費用:友の会年会費、正会員年会費、更新料、1ラウンドの会員料金を確認します。
- 利用回数:年8回、12回、24回の3ケースで、固定費を1回当たりに配分します。
- 予約条件:土日祝の会員枠、予約開始時期、1人で申し込めるか、同伴者優待があるかを見ます。
- 競技・資格:月例会、クラブ選手権、ハンディキャップ取得などへの参加条件を照合します。
- 退出条件:友の会の更新停止、正会員の売却・退会、未納年会費、預託金返還条件を確認します。
価格帯は全国共通ではありません。ゴルナレは友の会の多くを年額1〜3万円と説明していますが、正会員の初期費用はコースごとの差が非常に大きくなります。記事掲載時にはPGMの34ゴルフ場が「年次登録者」を募集しており、運営会社が同じでも優待内容は各ゴルフ場で異なるとされていました。千葉県の会員権を扱った同サイトの記事では、会員権相場を約10万〜1,500万円、名義変更料を約11万〜330万円と紹介しています。したがって「友の会は数万円、正会員は何十万円」と一括りにはできません。
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比較方法
比較方法では、公開資料から取れる数字と、候補コースへ問い合わせなければ分からない条件を分離します。ゴルフダイジェスト社などの会員権情報は費用の実例を知る手掛かりになりますが、料金や売り相場には基準日があります。申し込み時点の見積書とクラブ規約を最終資料にしてください。
本記事では、次の式を使います。
- 友の会の年間総額 = 友の会登録料 + 友の会プレー総額
- 正会員の年間換算総額 = 初期総額 ÷ 想定保有年数 + 年会費 + 会員プレー総額
- 友の会の損益分岐回数 = 友の会登録料 ÷(ビジター1回総額 − 友の会1回総額)
- 正会員の損益分岐回数 =(初期総額の年割額 + 年会費)÷(ビジター1回総額 − 会員1回総額)
この考え方は、ゴルフ場予約と会員制度の総費用やビジターと会員の年間ラウンド費用を比べるときにも共通します。交通費や昼食代が各区分で同じなら損益分岐式から外せます。会員だけカート代やロッカー代、キャディー代が別になる場合は加算します。候補コースの見積書では、ゴルフ場利用税の扱いも確認します。
公開事例は制度差の大きさを示すために使い、特定コースへの推奨には使いません。たとえば2026年3月掲載の伏尾ゴルフ倶楽部の例では、正会員の売り相場が360万円前後、名義書換料が55万円、年会費が7万4,800円でした。一方、同じ記事のウエストワンズカンツリー倶楽部は、会員権相場20万円、名義変更料22万円、手数料5万5,000円、総額47万5,000円、年会費3万3,000円という掲載内容です。同じ「正会員」でも、固定費の桁が違います。
比較表
| 比較軸 | 友の会 | 正会員 |
|---|---|---|
| 初期負担 | 小さい。年単位の登録料が中心 | 会員権代、名義書換料、仲介手数料などが必要 |
| 継続期間 | 1年試して更新判断しやすい | 長期保有を前提にしやすい |
| プレー料金 | ビジターより安い優待料金の例 | 会員料金が適用される例 |
| 予約 | 専用枠や1人予約がある場合も、除外日・制限あり | 会員枠や優先予約を利用できる場合 |
| クラブ競技 | 友の会限定ゴルフコンペや一部月例会の例 | 正式なゴルフトーナメントへ参加できる場合 |
| ハンディキャップ | 制度により異なる | クラブでの取得・管理に対応する場合 |
| 売却・譲渡 | 原則不可 | 会員権の種類と市場により売却・譲渡可能 |
| 入会手続き | 比較的簡易な例が多い | 入会審査、推薦者、面接等がある場合 |
| コースの自由度 | 更新をやめて別コースへ移りやすい | ホームコースへの利用集中が前提になりやすい |
| 向く人 | 年8〜12回程度、料金優待を試したい人 | 年24回前後、予約・競技・長期所属を使う人 |
ゴルナレには、友の会で「自分1人で予約することができます」という説明があります。ただし、これは友の会なら必ず一人で組を占有できるという意味ではなく、ほかの一人予約者と組み合わせてラウンドする例です。一人予約の成立条件と追加料金も合わせて確認すると、予約できても人数不足で不成立になる条件を切り分けられます。
利用回数別にゴルフ場友の会と正会員の損得を計算
ゴルフ場友の会の損得は、年会費と1回当たりの優待差が分かれば比較的簡単に試算できます。正会員では、グリーンフィーだけでなく初期総額の年割額を加えるため、保有年数を変えた複数ケースが必要です。
以下は計算方法を理解するための仮定です。特定ゴルフ場の料金ではありません。
- ビジター1回総額:15,000円
- 友の会登録料:20,000円
- 友の会1回総額:12,000円
- 正会員の初期総額:600,000円
- 正会員年会費:40,000円
- 正会員1回総額:8,000円
- 正会員の想定保有期間:10年
この仮定なら、友の会は1回につき3,000円安いため、20,000円 ÷ 3,000円で約7回が登録料の回収目安です。正会員は初期総額の年割額60,000円と年会費40,000円を合わせた年間固定費100,000円を、1回7,000円の差で回収するため、約15回が目安になります。
| 年間利用回数 | ビジター年間総額 | 友の会年間総額 | 正会員年間換算総額 | この仮定での判断 |
|---|---|---|---|---|
| 8回 | 120,000円 | 116,000円 | 164,000円 | 料金だけなら友の会 |
| 12回 | 180,000円 | 164,000円 | 196,000円 | 友の会優位、正会員の権利を使うか確認 |
| 24回 | 360,000円 | 308,000円 | 292,000円 | 長期保有できれば正会員が候補 |
数字を自分の候補コースへ置き換える際は、平日と土日祝を分けてください。平日土日プレー料金差が大きいコースでは、土日中心の人ほど会員料金の差が広がる可能性があります。反対に、平日限定の友の会で十分な人は、正会員の広い曜日権利へ追加費用を払っても使い切れません。
見落とされやすいのは、正会員の回収年数を短く置きすぎることです。初期総額を1年で回収しようとすれば必要回数は極端に増え、20年で配分すれば小さくなります。転居、健康、家族事情、ゴルフ熱の変化を考え、3年・5年・10年の3列で試算するほうが安全です。
会員権購入者の体験談には、「初めに買った会員権の費用は1年以内で取り返しています」という例があります。しかし、その事例は利用回数、コースの料金差、特典、本人のゴルフ頻度がそろった結果です。一般的な回収年数として転用せず、同じ計算式へ自分の数字を入れてください。
友の会を選ぶべき人
友の会を選ぶべき人は、ゴルフ場友の会の優待を使いつつ、ホームコースを固定する前に実際の利用頻度を測りたい人です。友の会は「安い正会員」ではなく、料金優待と一部サービスを年単位で買う制度だと考えると、期待違いを減らせます。
年8〜12回で料金優待が主目的の人
年8〜12回の利用では、年額1〜3万円程度の登録料なら、1回の優待差によっては回収しやすくなります。特に平日中心で、月例競技や会員総会への参加を求めない人は、正会員の権利へ払う固定費を抑えられます。
ひとり申し込みと仲間づくりを重視する人
ゴルフ一人予約に対応する友の会は、同伴者を毎回集められない人に便利です。友の会限定コンペがあれば、同じコースを利用する人と知り合う入口にもなります。
一方、1人予約は組み合わせ前提であり、最少催行人数や成立時刻が設定される場合があります。「1人で予約可能」を「1人だけでプレー可能」と読み替えないことが大切です。
正会員購入前に利用実績を測りたい人
友の会を1年間利用すると、ウェブサイトでは分からない予約成立率、コース状態、移動時間、客層、クラブハウスの使いやすさを記録できます。東都ジャパンは、友の会について1年または数年の契約が主流と説明しています。更新の区切りを、正会員へ進むか別コースへ移るかの評価日として使えます。
ここが本記事の反対意見です。**ラウンド数が多いほど正会員が得、とは限りません。**複数コースを回ること自体が楽しみなら、ホームコースへの集中は自由度を下げます。同じコースを多く回っても、会員枠や競技を使わない場合は、友の会のほうが支払う機能と使う機能が一致します。
正会員を選ぶべき人
正会員を選ぶべき人は、ゴルフ会員権の購入総額を長期で負担でき、会員料金以外の権利を継続利用する人です。料金差だけでなく「このクラブに所属すること」が目的に含まれるかが分岐点になります。
年24回前後、同じ場所へ長く通う人
年24回前後なら、1回当たりの会員料金差が年間で積み上がります。さらに土日祝の予約枠を使う人は、価格差だけでは測れない予約価値を受け取れます。ただし、年間回数は今後の希望ではなく、直近1〜2年の実績を基準にします。
正会員の固定費には、名義書換料が含まれる場合があります。花屋敷ゴルフ倶楽部の掲載例では、会員権45万円に対し名義変更料55万円、手数料5万5,000円で、総額は105万5,000円、年会費は7万9,200円でした。会員権の見出し価格より、取得時の周辺費用が大きい例です。
予約優先と会員競技を使う人
正会員の価値は、希望日のスタート枠を確保しやすいことや、正式なクラブ競技へ継続参加できることにあります。ネット予約ができないメンバー重視のコースもあり、ビジター料金との単純比較だけでは価値を表せません。
月例競技への参加を上達の軸にしたい人は、参加資格、クラス、指定ティー、競技方式、ハンディキャップ条件を入会前に確認してください。友の会にも月例会がある例はありますが、正会員向けクラブ競技と同じ範囲とは限りません。
入会審査と退出条件まで受け入れられる人
正会員では、ゴルフクラブの入会審査、推薦者、面接、同伴プレーなどが求められる場合があります。支払い可能であることだけでは入会条件を満たしません。
また、ゴルフ会員権の預託金は、契約条件により返還請求の対象となり得る金銭で、名義書換料のような返らない費用と区別します。仲介事業者を利用する場合は、ゴルフ会員権の仲介手数料も含め、名義書換料と年会費を購入前に整理する方法に沿って見積書を確認してください。
料金以外で差が出る予約・競技・資産性
料金以外の差では、ゴルフ場友の会の柔軟性と、正会員の所属価値を分けて評価します。金額に換算しにくいから無視するのではなく、自分が使う頻度と失ったときの不便さを点数化します。
予約の価値
候補コースの予約台帳では、希望したプレー日と予約確定ステータスを分けて記録します。即時予約とリクエスト予約では、申し込み完了と予約成立の時点が異なるためです。キャンセルポリシーと同伴者登録の期限も同じ記録で確認します。
競技とハンディキャップの価値
ゴルフハンディキャップは、異なる技量のゴルファーが公平な基準で競うための制度です。日本ゴルフ協会が扱うハンディキャップ制度と、各クラブのクラブハンディ・競技参加条件は、申請窓口や用途を確認して区別します。候補コースのコースレーティングとスロープレーティングも、条件を読む際の基礎資料として分けて確認します。
正会員になっても競技へ参加しなければ、その権利は費用削減に寄与しません。反対に、月例競技を毎月の練習目標にする人は、プレー料金差より競技日程と参加枠のほうが重要になる場合があります。
売却可能性と資産性
友の会は通常、登録資格を売却・譲渡できません。正会員の会員権は種類や市場によって売買できる場合がありますが、購入価格で売れる保証はなく、相場、名義書換停止、クラブ経営、売却手数料の影響を受けます。
したがって、正会員を「将来必ず戻る資産」として費用計算から除くのは危険です。売却回収額はゼロ、保守的見積もり、現在相場の3ケースを作り、どの場合でも家計が維持できるか確認します。
会費は単なる特典代ではなく、クラブ運営の基盤でもあります。Golf Life Navigatorsは「会費構造は極めて重要」と説明し、フロリダのクラブ運営収益に占める会費を62%近くとするベンチマークを紹介しています(原文英語)。日本の候補コースへその数値を直接当てはめることはできませんが、年会費が将来改定され得る固定費だと理解する材料になります。
おすすめ商品
おすすめ商品は、友の会や正会員そのものではなく、契約・税務・費用項目を整理するための補助資料です。刊行時期が古い本を含むため、制度の基本用語を学ぶ用途に限り、最新料金や税務判断はクラブ、仲介会社、税理士などの現行資料で確認してください。
1. ゴルフ会員権のことならなんでもわかる本新版

最安価格535円(記事作成時点)
良い
- 基本項目を体系的に確認できる, 会員権用語の関係を整理できる
気になる
- 価格情報や個別クラブの規定が変わる, 最新相場の判断には不向き
ゴルフ会員権の基本項目を体系的に確認したい人向けの書籍です。候補コースの見積書を読む前に、会員権代、年会費、名義書換といった用語の関係を整理する補助資料として位置づけます。
ただし、価格情報や個別クラブの規定は刊行後に変わります。最新相場をこの本だけで判断する用途には向かないため、現行の募集要項と照合してください。
2. ゴルフ会員権法律と税務

最安価格3,300円(記事作成時点)
良い
- 法律と税務の観点を確認できる, 見落としやすい論点を調べられる
気になる
- 個別案件の結論は条件で変わる, 専門家への確認が必要
法律と税務の観点から会員権を確認する資料です。預託金、譲渡、相続、売却時の扱いなど、プレー料金比較では見落としやすい論点を調べる入口になります。
一方で、個別案件の結論は契約形態と現在の法令・税制で変わります。具体的な申告や紛争対応を本だけで決めたい人には向かないため、専門家への確認が必要です。
3. ゴルフ会員権得する得するあの手この手

最安価格5,195円(記事作成時点)
良い
- 取得時の検討視点を増やせる, 費目と質問項目を洗い出せる
気になる
- 現在の市場や予約環境を反映するとは限らない, 最新相場の把握には不向き
会員権取得時の検討視点を増やしたい人向けの書籍です。本記事の計算表へ入れる費目を洗い出し、仲介見積もりへ質問する項目を考える補助として使えます。
気になる点は、現在の会員権市場やオンライン予約環境をそのまま反映するとは限らないことです。最新の売買相場を即時に知りたい人には向かないため、現行の相場表と併用してください。
最終判断 — 回数・予約・競技の順で選ぶ
最終判断では、ゴルフ会員権維持費とゴルフ場友の会の更新費を並べ、次の3段階で選びます。最初から正会員か友の会かを二者択一にせず、迷う人には「友の会で実測する」という保留ルートがあります。
flowchart TD
A["候補コースの年間利用回数を集計"] --> B{"年12回以下か"}
B -->|はい| C["友の会の優待差で登録料を回収できるか確認"]
C -->|できる| D["友の会を1年利用して予約成立率を記録"]
C -->|できない| E["ビジター継続または別コースを比較"]
B -->|いいえ| F{"土日予約とクラブ競技を継続利用するか"}
F -->|両方または一方を重視| G["正会員の3年・5年・10年総額を試算"]
F -->|どちらも重視しない| D
G -->|家計内で継続可能| H["入会審査と退出条件を確認して正会員を検討"]
G -->|負担が大きい| D
利用回数、予約、競技参加、長期負担の順に友の会・正会員・保留へ分ける判断フローです。
- 年8回前後:友の会登録料を回収できるなら友の会、回収できないならビジター継続が基本です。
- 年12回前後:料金優待中心なら友の会、土日予約や月例競技を強く求めるなら正会員の見積もりも取ります。
- 年24回前後:同一コースを長く使い、予約・競技を実際に利用するなら正会員が候補です。初期総額は3年・5年・10年で年割りします。
- 回数が読めない:友の会を1年間使い、利用回数、希望日の予約成立率、競技参加数を記録してから再計算します。
- 複数コース派:回数が多くても友の会またはビジターを組み合わせ、ホームコース固定による自由度低下を避けます。
最後に候補コースへ、①友の会と正会員の最新料金表、②対象曜日と除外日、③予約開始日と会員枠、④競技参加資格、⑤更新・退会・売却条件の5点を同じメールで質問してください。回答を同じ表へ入れれば、「何回なら安いか」と「どの権利を使うか」を混同せず、自分に合う制度を選べます。
関連記事
出典
- ゴルナレ:ゴルフ場の「友の会」制度について — 2021-03-30 — 友の会の費用、優待、一人予約、譲渡不可の説明
- 東都ジャパン:ゴルフ場の友の会と会員権の違い — 2026-04-07 — 手続き、更新、利用制限、正会員特典の比較
- ゴルフダイジェスト社:大阪支社おすすめ会員権5コース — 2026-03-02 — 会員権相場、名義書換料、年会費の実例
- ゴルフのブログ:私のゴルフ場会員権の選び方 — 2019-11-28 — 会員権利用者の回収、上達、人脈に関する経験
- ゴルナレ:千葉県の安いゴルフ会員権5選 — 2022-04-14 — 会員権・名義書換料の相場と個別費用例
- Golf Life Navigators: Factoring Annual Dues into Your Club Decision — 2015-12-22 —
[en]年会費と長期総費用の考え方
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