アプローチの練習ドリル集
ゴルフのスコアの6割は100ヤード以内のショットで決まると言われており、特に30ヤード以内の短いアプローチ練習がスコア改善に最も効果的です。アプローチは体重移動をしない唯一のショットで、「アドレス=インパクト」が理想とされています。本記事では、初心者から上級者まで実践できる効果的なアプローチドリルを厳選してご紹介します。これらのドリルを繰り返し練習することで、グリーン周りからの寄せワン率が大幅に向上し、スコアアップにつながります。
距離感を養う基本ドリル

距離感はアプローチで最も重要な要素です。効果的なゴルフ練習法でも解説されているように、体系的な練習が上達への近道となります。
腰から腰のスイング練習
ピッチングウェッジを短く持ち、腰から腰までの振り幅でボール10球を打ちます。次にサンドウェッジ、7番・8番アイアンでも同様に練習することで、番手による飛距離の違いを理解できます。この練習はウェッジショット完全マスターの基礎となる技術です。
石川遼プロ推奨の5ヤードドリル
石川遼プロは基準距離としてキャリー5ヤードを300球打つ練習を推奨しています。この極端に短い距離を徹底的に練習することで、最小限の動きでボールを打つ感覚が身につきます。30分から1時間の練習が新しいルーティンを定着させるのに最適な時間です。
参考:アプローチ練習でゴルフは上達するのか。初心者におすすめの練習方法とは
精度を高める実践ドリル
右手1本打ちドリル
右手だけでクラブを持ってヘッドを滑らせることで、手首の角度を一定に保ち、リズムを生むグリップ圧を習得できます。このドリルはゴルフスイング完全マスターで学ぶスイング理論とも深く関連しています。
練習方法は以下の通りです:
- サンドウェッジを右手だけで握る
- ヘッドをマットに軽く当てながら素振り
- 手首の角度を変えずにボールを打つ
- 最初は10ヤード程度から始める
参考:アプローチの精度がアップ!ヘッドを滑らせてからの右手1本打ちドリル
片足打ちドリル
片足で立ってアプローチをすることで自然とバランスをとるようになり、傾斜での対応力が身につきます。左足1本立ちのまま10回連続成功すれば、軸を保って振れている証拠です。コースでのラウンド攻略において、傾斜地からのアプローチは避けて通れない課題です。
自宅でできる練習ドリル
タオル挟みドリル
両脇にタオルを挟んで短い振り幅で素振りをすることで、手打ちを防ぎ、体全体を使ったスイングを身につけられます。クラブのヘッドでマットをこするように素振りする基礎ドリルが初心者に効果的です。
ラフ再現クッション練習
柔らかいクッションやタオルを2〜3枚重ねて、ラフの抵抗をシミュレーションします。クラブヘッドがクッションを滑らせるようにスイングすることで、実戦で役立つ技術が身につきます。
参考:アプローチの打ち方の種類・コツ|初心者向け練習方法も紹介!
ドリル別効果比較表
各ドリルの特徴と効果を表にまとめました。自分のレベルや改善したいポイントに合わせてドリルを選択してください。
| ドリル名 | 難易度 | 主な効果 | 練習場所 | 推奨練習時間 |
|---|---|---|---|---|
| 腰から腰スイング | 初級 | 距離感、番手理解 | 練習場 | 20-30分 |
| 5ヤードドリル | 初級 | 最小動作の習得 | 練習場・自宅 | 30-60分 |
| 右手1本打ち | 中級 | 手首固定、リズム | 練習場 | 15-20分 |
| 片足打ち | 中級 | バランス、軸安定 | 練習場 | 10-15分 |
| タオル挟み | 初級 | 脱・手打ち | 自宅 | 10分 |
| クッション練習 | 中級 | ラフ対応力 | 自宅 | 15分 |
練習効果を最大化するポイント

反復練習の重要性
ゴルフ上達分析のデータによれば、統計を記録しながら練習することで、実戦でのパフォーマンスが大幅に向上します。ドリルの効果を最大化するには、以下のポイントを意識してください:
- 毎回同じセットアップから始める
- 結果を記録し、改善点を明確にする
- 1つのドリルを最低2週間は継続する
- 疲れたら休憩を入れる(集中力の維持)
参考:10 Best Golf Drills Ever – Recommended By A Top PGA Pro
メンタル面の管理
アプローチは技術だけでなく、メンタルも重要です。ゴルフメンタル強化法で学べるように、プレッシャーのかかる場面でも冷静に対処できる心の準備が必要です。練習の際も本番を想定し、「このショットで寄せワンを取る」という明確なイメージを持ちましょう。
ドリルの組み合わせ方
初心者向けプログラム(週3回・各30分)
- 月曜日:腰から腰スイング(15分)+ タオル挟みドリル(15分)
- 水曜日:5ヤードドリル(20分)+ クッション練習(10分)
- 土曜日:腰から腰スイング(15分)+ 5ヤードドリル(15分)
中級者向けプログラム(週4回・各40分)
- 月曜日:右手1本打ち(15分)+ 片足打ち(15分)+ 腰から腰スイング(10分)
- 水曜日:5ヤードドリル(20分)+ クッション練習(20分)
- 金曜日:右手1本打ち(20分)+ 片足打ち(20分)
- 日曜日:総合練習(全ドリルを各5-10分ずつ)
参考:The 8 Best Golf Drills | Elevate Your Game
よくある間違いと改善方法
手首を使いすぎる
手首を固定してスイングすると安定します。両腕と肩でできる三角形をキープさせることを意識すれば、常に安定したアプローチができるようになります。ショット別テクニック集でも詳しく解説されています。
体重移動をしてしまう
アプローチでは体重移動をしないことが基本です。アドレス時の体重配分(左足6:右足4)を維持したまま打つことで、インパクトの再現性が高まります。
大きすぎる振り幅
できるだけ小さく構えることがポイントです。クラブは短めに握り、足幅は肩幅より狭めにセットすることでムダな動きが減ります。小さな振り幅で正確性を優先しましょう。
参考:ゴルフの上達に欠かせないアプローチにつよくなる!アプローチ方法と練習方法の解説
上達を加速させる補助ツール
練習マット
自宅練習には専用の練習マットが効果的です。マットの上でヘッドを滑らせる練習を繰り返すことで、クリーンなインパクトの感覚が身につきます。
アライメントスティック
正しいセットアップを確認するために、アライメントスティックを使用しましょう。目標方向と平行に置くことで、毎回同じ方向を向く習慣が身につきます。
練習用ボール
自宅ではスポンジボールや軽量プラスチックボールを使うことで、安全に練習できます。実際のボールに近い飛び方をするものを選びましょう。
まとめ:継続が最大の武器
アプローチの上達には、正しいドリルを継続的に実践することが最も重要です。本記事で紹介したドリルは、プロゴルファーやティーチングプロが推奨する実績のある方法ばかりです。
最も効果的なアプローチは以下の3つのステップです:
- 基礎ドリルの徹底:腰から腰のスイングと5ヤードドリルで基本を固める
- 精度向上ドリル:右手1本打ちと片足打ちでバランスと再現性を高める
- 実戦練習:様々な距離とライから練習し、コース適応力を養う
スコアメイク術でも述べられているように、アプローチの安定性がスコアを大きく左右します。毎日10分でも良いので、継続的に練習を積み重ねていきましょう。100ヤード以内からの寄せワン率が向上すれば、必ずスコアは改善されます。






